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今がピークです。手足口病


【手足口病とは】

  • 手足口病は、乳幼児を中心に夏季に流行するエンテロウイルスによる感染症で、学童でも流行がみられることがあります。
  • 一般的な経過では、35日の潜伏期(ウイルスに出会ってから症状が出始めるまで)であり、ほっぺたの裏、手のひら、足のうらや足の甲などに2~3mmの小さな水疱が現れ、口腔粘膜では小潰瘍をつくることもあります。→痛くて食べられないことが特徴です。

  • 上の写真は発疹・発熱出現から2日目に撮影
  • 時に、水疱や皮疹は肘、膝、臀部などにもできることがあります。

  • 発熱は約3分の1に見られますが軽度で、38℃以下のことがほとんどです。通常は3~7日の経過で消退します。
  • ごくまれに髄膜炎や脳炎などを生じることがあるので、高熱や嘔吐、頭痛などがある場合は注意を要します。
  • 感染経路としては、飛沫感染患者の便を介しての感染と考えられています。

【今が感染のピークです!】

  • 2017年31(平成29731日から平成2986)の70定点からの合計患者報告数は485人に増加しました。1定点当たりの患者報告数は6.93人/定点で、警報レベルである5人/定点を上回っており、過去3年の同週の平均値との比較では4.6となっています。
  • 名古屋市全体で患者報告数が急増していますので注意が必要です。
  • (名古屋市感染症情報センターのトピックスより。)

【プールやお風呂にはいつから入れるの?】

まず、この3つが条件となります。

・発熱がないこと

・口内炎が治り、食事が出来ること

・水疱が乾燥し、破れる恐れがないこと

自宅のお風呂は、発熱や嘔吐・頭痛など髄膜炎合併を疑う症状がなければ可能です。

プールの場合は他人へうつす恐れがあるとともに、プール熱や中耳炎など別の感染症にかかってしまうこともあります。

特にプールは体力を消耗するため、食事ができ、体力が回復し免疫力がもどるまでは避けるべきと考えます。

手足口病の場合、症状としてはおおむね1週間で治まるのですが、便には約1ヶ月間ウイルスが排出され、感染の機会となりえます。

大人でも感染する場合があり、おむつを替える際など、処置後の手洗い・顔特に口に手をもってこないことなどが特に重要になります。

 

【登校、登園は可能でしょうか?】

手足口病は、学校保健安全法において、「学校において予防すべき感染症」として個別に規定はされておらず、流行の阻止を狙っての登校(園)停止は有効性が低く、不顕性感染や症状がなくなってからのウイルス排出期間が長いことからも現実的ではないと考えられています。

患児の状態が安定していれば、登校(園)は可能ですが、症状が消失した後も2〜4週間にわたり児の便などからウイルスが排泄されます。

流行期の保育園や幼稚園などの乳幼児施設においては、手洗いの励行と排泄物の適正な処理が感染予防対策となります。

またタオルや遊具(おもちゃ等)を共用しないことが望ましいですが、小さなお子さんでは現実的に難しいですね。

 

手足口病を疑われた場合は、口内が痛くて食べられないことが困りますね。おかゆや麺類などが比較的食べやすいようです。

本症を疑われ合併症などご心配な場合や、解熱鎮痛薬をご希望される場合は、来院ください。

当医院について


内科 小児科 皮膚科 腎臓内科

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